9月２３日、日本自治医科大学にて、日本グリーフケア協会主催のグリーフケア・アドバイザー特級(上級)取得者の研修会に参加して参りました。
全国で活動されているアドバイザーの方々との交流に刺激を受け、今後の活動に活かしていきたいと感じました。
グリーフとは、大切な人との死別による深い悲しみの事を言います。
死別による悲しみは誰にでも訪れるものです。しかしそれは耐え難く苦しいもので、時に生きる目的を失ってしまったように感じたり、疎外感から食事や睡眠などの日常生活を送ることさえ困難になってしまう事もあります。
死別による悲しみは誰にでも訪れるものであるため、独りでその悲しみを抱えなくてはなりません。
その悲しみを乗り越えるためには、悲しみに向き合い、時には涙を流したり、悲しみを吐き出すように言葉にすることがとても大切なのですが、実際にはそうする事が難しい状況に置かれている方も多いはずです。
身近なご家族や友人の間柄でも、故人への思いを語り合い、悲しみを共有するということが難しい場合もありますし、悲しみに向き合うことが出来ないまま気丈に振舞っていくうちに、心身共に弱ってしまうこともあるでしょう。
また、自死などの複雑な形での死別をご経験され、誰にも打ち明けられず、悲しみを閉じ込めたまま深い悲しみとともき生きて来たという方もいらっしゃると思います。
幼くして親を亡くしたお子様もまた、上手く気持ちを表現出来ないまま、心に深い傷を負ってしまっているかも知れません。
そのような時、「辛い」と助けを求めても良いのです。
グリーフケア・アドバイザーとは、その死別による耐え難い悲しみによって辛い思いをされている方にそっと寄り添い、心の元気を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
悲しみのままに涙を流したり、なかなか人に言えないお話もご遠慮なくお話してください。
少しでも皆様のお力になれるよう努めて参ります。
グリーフケアをご希望の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
日本グリーフケア協会
グリーフケア・アドバイザー特級
佐藤 まり
お電話でのお問い合わせ : 0561-62-1489